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10年前の安里「(打楽器好きの人がそのうちエンジンルームに手を出すはず・・)」

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安里(@asatokei1)です。 エンジンルームをやる人が現れると思ったらワクワクします。 4月から神戸でエンジンルームクラスを開講しますので、興味がある方はぜひ一緒に演奏しましょう! エンジンルームって日本では全然無いんですよ。 前例がほとんどありませんから、僕も手探り状態です。 日本でのエンジンルームの歴史を作りましょう!! 昔からずっと「日本にもエンジンルームが必要だ!」と感じていました。 スティールパン界隈でもそんな話はチラホラ挙がっていたのも事実です。 しかし、現実には全然エンジンルームは増えませんでした。 僕は「いつかエンジンルームをやりたい人が現れるだろう」と考えていたのですが、それは見当はずれでした。

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打楽器好きな人が現れてエンジンルームをやってくれると思ってた。

コンガのブームがあって、カホンのブームがあって、最近ではタブラのブームがあって。 パーカッション界隈では色々な楽器のブームが巻き起こっているんですよ。 その流れでアイアンやスクラッチャーなども日の目をみるかなぁと思っていたのが10年前。 結果、エンジンルームのブームは全く来てません。 見当違いもいいところですね。 「く・・こんなはずでは・・・」

じゃあ、自分がやってしまおう

待っていても誰もこない。だったら自分でやっちまおう。とにかく誰かが始めないとエンジンルームが根付くわけないんだから。 ということでエンジンルームクラスを立ち上げた、ということです。 ここで一つの仮説があるんですが 「エンジンルームは、パーカッションニストよりパンマンの方が楽しめる」 という考え。 エンジンルームでは、コンガを使うので「普段コンガを演奏する人」がエンジンルームを見つけてくれるだろう。と思っていたのですがそれは間違いだった。 多分それは「コンガをやりたい人は、コンガで自由に演奏したい。ソロを楽しみたい」という人が多いのかなと。 https://youtu.be/L6V8S8U9iLs 僕でも知ってるコンガの第一人者、ジョバンニさん。 コンガが好きな人はこういう演奏に憧れるのかなぁ。 そこに来てエンジンルームのコンガって、「淡々と同じリズムを刻み続ける」ポジションなんですよ。 https://youtu.be/CxOTdkBro14 左側の人がコンガパート。 ジョバンニさんのような技術は全く使わないんです。 技術的には超地味・・・。 ここに間違いがあったかなと。 むしろ、コンガが好きなことより「一定のリズムが流れていることに心地よさを感じる」人の方がエンジンルームのコンガパートに向いています。リズムでトランスする感覚が好きな人 スティールバンドの中でダブルセカンド・ギター・チェロあたりのパートの人の方がエンジンルームのコンガに向いている・・・。 「エンジンルームは、パーカッションニストよりパンマンの方が楽しめる」 の仮説に辿り着いたんです。

将来的には色々な人にエンジンルームを楽しんでもらいたい

とにかくまずはパンマンと一緒にエンジンルームをやってみたいと思います。 とはいえエンジンルームに興味を持った人なら大歓迎ですので一緒に演奏しましょう。 エンジンルーム、絶対楽しいから。日本に根付くまで諦めませんよ・・・。 楽しく優しくかっこよく]]>

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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