音楽療法学会の2日目は基調講演とポスター発表、口演発表、自主シンポジウムがあります。
去年は音楽感受研究所の発表もあったのですが、今年は応募していませんので発表はありません。
去年よりブースが狭いでしょうか。ポスター発表の数が少なかったです。
しかし、色々な人が研究し、それを発表している場を観ると音楽療法がドンドン活性化されているのが分かりますね。
ポスター発表のブースは写真撮影が禁止されているので写真でお伝え出来ないのですが、熱意のある方々の発表が所狭しと並んでいました。
今年の収穫の一つにポスター発表の様子が分かった、というのがあります。
いつもは自分達の口演発表の準備であまり他の発表が見れないんですよ。
見れないというより「見る余裕がない」ですね。
今回は人の発表を見ることに専念出来ました。
しかし、もっと収穫になったのは交流会で「同じ年代の音楽療法士と話せたこと。」
交流会で若手の音楽療法士とお話が出来ました。
ぼくは音楽療法士ではないので、音楽療法士の知り合いも全然いないんですよ。
だから音楽療法の現状をあまり知らない。
音楽療法の現状って厳しいんです。
まず、「音楽療法士は国家資格ではない」。
作業療法士や言語聴覚士のように国家資格に認定されていない現状があります。
国家資格に認定されていないということは病院や施設でも「音楽療法士を雇いづらい」ということ。
国から認められていない業種なんです。
これに関しては色々な議論がなされています。
どうして音楽療法は国家資格にならないんでしょう。
色々な事情があるんでしょうね。しかし、僕はそういう深いところの理解が無いんですよ。
今回、お会いした皆さんは、病院や施設で音楽療法士として活動されている方々だったんです。
現状で施設で働く音楽療法士はとても少ないんですよ。
是非話を聞いてみたい!兵庫県の施設で働いていることがわかったので早速名刺交換。
僕が神戸でスティールパンを教えていることも知らせ、とても話が盛り上がりました。
何度もいいますが、「僕は音楽療法学会員ですが、音楽療法士ではありません」
音楽療法学会員には入会金と年会費を払えば誰でもなれますので。
しかし、他人ごととも思えません。
何か出来る事があればやってみたいですね。
今回の繋がりがどうなっていくのか、僕も楽しみにしています。
(今回の記事、書き方・言い方など不適切な表現があるかもしれません。お気づきの方はお知らせ頂けると幸いです。)