今日は自分のリーダープロジェクトの実験リハをしました。
自分にとってリーダープロジェクトは初めてで右も左も分からない状態でした。「リハーサルとして成立するのか?」という不安もありましたが始まってしまえば発見の連続。とても実りあるものになりました。3時間ぐらいの予定でしたが最終的には8時間もの時間に。リハに付き合ってくれた仲間にも感謝!
今回はリーダープロジェクトを仕切る上で「自分が準備した事」をまとめます。
(すでに何かのリーダーポジションにいる方にとっては至極当然の内容です。自分の備忘録として投稿しています。)
リーダープロジェクトをスタートするのはとても緊張しました。自分が仕切る立場になるのは初めてだったんです。
まず初めにしなければいけないことは
「どんな内容の音楽がしたいのか『細部まで』イメージすること」
構想というヤツでしょうか。リハに付き合ってくれる仲間に「ここはどう演奏したらいい?」と聞かれた時に「こういう効果を出したいから●●という感じで演奏してほしい」としっかり言えないとリハーサルが進みません。それには音楽の全体像が明確に見えてないと指示できない。慣れた人ならすぐにイメージ出来るのでしょうが、自分にとってはこれが鬼門。結局のところ半年ぐらい掛りました。しかし、ここをしっかり押さえれば絶対に上手くいくと思います。
あるいはバンドならそういうのはいらないのかもしれません。「バンドはみんなで創りあげていこう」というコンセプトなら各々が好きな音を出していくことで音楽が出来上がるのでそういう場合は良いと思います。
しかし、今回は「リーダープロジェクト」の話。リーダー(自分)がしっかりしていないと何も進みません。
その構想が途中までしかまとまってないならリハーサルもその範囲で終えるのも手です。「ここまでしか構想が立ってないから、今日はここまでの感じを見たい」というならメンバーも納得できます。
「仲間からの新しい意見は十分に参考にする」
仲間は自分とは違う楽器を演奏するので「考えもしなかったアイディア」を出してくることがあります。それは参考にするべきだと思いましたが、あくまで「自分のイメージに沿っているか」を基準に。自分の中に明確な内容がないと最初のイメージからドンドン離れていってしまう可能性もあります。
「その日に行う事を明確にしておく」
いきあたりばったりのリハはあまり良くないと思っているので(もちろんそれが良い場合もありますが特に今回は実験リハだったので)「やる事リスト」をプリントアウトして持って行きました。
今回は全15項目。不安だったのは「もう終わっちゃったね」となること。その15項目が似ている内容だった時になる状態。
「結局どれも同じで内容的に大したことないね」と思われてしまいます。
リハ時間も予定を繰り上げて終わってしまう状態。これが本当に怖かった。
しかし、今回は大幅に時間が延びました。段取りが悪くて延びることもありますが今回は違います。時間が許すならもっと音出しをしていたかったぐらい。湧きあがるように良い音とアイディアが出て充実の実験リハーサルになりました。
・・・本当に基本的なことですね。。つまりしっかり準備しておく。ということか・・。
このリーダープロジェクトですが、まだまだ構想段階を抜けていません。形になったらホームページにも情報を掲載したいと思いますのでお楽しみに。