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トリニダード・トバゴ武者修行日記2011-3日目パンヤードツアーに参加。

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5時頃目が覚める。これが時差ボケかぁ。
以前、カナダに行った時は何も感じなかったがやはりトランジットするときは付き物なんだろう。
この日は夜の20:00に森本さんとパンヤードツアーに行く。
そのツアーで入るバンドを決める。
なるを先輩とご飯を作り、2日ぶりのお米を食べる。やっぱり美味しい。

そうこうしているうちに管理人のドナが来た。
挨拶を交わした後、なるを先輩が家のカギをもう一つ欲しいと掛け合ってくれた。
実は僕ら2人に一つしかカギをもらっていなかった。
これから別々のバンドに入った場合帰りの時間がズレるのでこれは必ず必要だと思った。
近くにカギ屋があるので一緒に行こうと誘われた。
無事にカギが出来上がった矢先、ドナが「今日は休日なんだ。飲みに行こう!」みたいなことを言ってきた。
朝の10:00ですけど。とにかくついて行った。
それぞれカリブビールを3本ぐらい飲み、おまけに昼ごはんまでご馳走してくれた。本当に気前がいいなぁ・・。

家に帰るとドナは自分の部屋に行ってしまった。
僕らも自分の部屋に戻ったのだが、すぐ寝てしまった。時差ボケ・・。
次に起きたのは19:00頃。もうすぐパンヤードツアーが始まる。とても楽しみだ。。。
森本さんがやってきた、昨日のノエルも一緒。
そしてもうひとり男性も乗っていた。

トリニダード・トバゴのカリブビール
目次

森本さんプレゼンツ!トリニダードのパンヤードツアー。

パンヤードツアー①デスペラードス

とても重厚感があってベース奏者の僕には興味深かった。
残念ながらバンドリハーサルはしていなかった。個々で練習していたり、準備していたり。。。
森本さんを通してベースパートが空いているか聞いてもらったところ、どうやら空きがあるらしい。
興味があるなら明日またおいで、との事。幸先いいな。 基本的にパートに空きが無ければ楽器が無いということ。
そうなったら地元のうまいヤツが占領するからそのバンドにはほとんど入れないと言ってもいい。
なのでこうゆうバンドがとりあえず一つあるだけでも有難かった。

パンヤードツアー②レネゲイズ

お馴染みのバンド。
日本にもなんども来ているし、実はちょっと入りたかったのだが、ベースパートに空きが無いらしい。
残念だけどしょうがない。ある程度リハーサルを聞いてヤードを後にした。

パンヤードツアー③オールスターズ

なるを先輩が入りたいと言っていたバンド。ここには”こるりん”という方がもうすでにバンドに入って練習していた。
こるりさん曰く、テナーは空きがあるとの事。
見た感じベースも空いているような。
このバンドのアレンジはとても良かった。ちょっと聞いただけでも分かった。
ここもいいよなーと思いつつ、次のバンドへ。

パンヤードツアー④フェイズツー

とても有名なバンド。ブグジー。
そこで中野たちと偶然会った。やっぱりフェイズツーはかっこいいなー。
このバンドのベースの状況を聞いてもらったところ、「バンドに入る為にはトライアウトがあるよ」との事。
大西さんからは「フェイズツーは本番直前にうまい人たちを入れてくる」とも。やっぱり名門は違うな・・・。

パンヤードツアー⑤シルバースターズ

一番ゲストハウスから近い場所。森本さんからは「とても若い人たちが多いバンドで大きなエナジーを持っている」との事。 聞いてびっくり、もうインテンポで通してる。確かにすごいエネルギーだった。

シルバースターズが一番本番のような仕上がりだった。圧倒的な音の力に涙が溢れた。
何に泣いているのか分からないが、ドンドン涙がこぼれてくる。スチールパンの持つ大きな力を再確認した。
初めてカリビアンマジックスチールオーケストラを聞いた時のような感覚。本物だぁ。 帰宅後、なるを先輩とどのバンドにするか話しになった。
なるを先輩は予定通りオールスターズにするらしい。
僕はフェイズツーとシルバースターズで迷っていたけど、やっぱり一番やりたいのはシルバースターズだった。
さっそく中野にスカイプして明日、一緒にヤードを案内してくれることになった。

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シルバースターズは7ベースにとてもカッコイイ兄ちゃんがいた。自分にはマネ出来ない格好。 (B系といえばいいか・・でもとてもさわやか。日本のようにゴテゴテしてない。) やっぱりカッコイイ人・かわいい人の近くにいると色々と影響を受けると思うから。
自分を変える為にもこのバンドを選んだ。絶対に友達になりたい。

トリニダード・トバゴのカリブビール

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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