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トリニダード・トバゴ武者修行日記2011 トリニダードに行く理由と出発前の準備

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今回、トリニダードに行こうと思ったきっかけは
「パンマンなら一度はトリニに行かなければ行けない、そしてpanoramaに参加しないといけない」と思ったから。

日本でスティールパンを知り、大学時代にスティールパンを始め、現在はPan Note Magic(以下、PNM)というバンドに所属している。

もちろんPNMのメンバーはみんな上手いし、とても良い環境で演奏しているのだけど・・・

「現地の様子も知らないでスティールパンを語ってよいのか?そもそもそれでプロだと言えるのか?」

PNMの中で一番下手な僕なので、演奏に自信が無いからかもしれない。

でももしトリニダードのバンドに入ってpanoramaファイナルのメンバーに選ばれればきっと大きな自信に繋がると思う。 演奏だけでは無い。

自分を変えたかった。小さな自分をもっと大きくしたかった。

僕はトリニダード行きを決めた。

いつも人の後ろについていくことが多かった。でも今回は自分で行動してみた。

まず以前トリニダードに行ったことのある中野優希(以下、中野。Pan Pop Paradiseメンバー。大学時代の同級生)に連絡。

宿と飛行機の予約が最優先との事。 この時すでに2010年9月の終わり頃。

トリニに行く人は8月までには予約を終えている。

「もう遅いかな。」と思いつつも大西ゆかりさん(以下、ゆかりさん。パンマガの著者)を紹介してもらい早速連絡をしてみた。

「多分まだ大丈夫。森本さん(Love Torinidad&Tobagoのサイトオーナー)という方を紹介するからその人に聞いてみて!」

との事。 森本さんに連絡してみると「ギリギリですが大丈夫です。」と返事が!

良かった。こうして僕と木村なるを先輩(PNMのL.T.奏者)は慌しく準備が始まった。

トリニダード・トバゴへ
目次

トリニダード行き。まずやらなければいけない事は

日程決め

僕らは2月1日から3月12日までと設定。パノラマで演奏する曲(以下、パノラマチューン)は8分で1曲のとても難易度の高い曲ばかりなので、どこのバンドに入っても必死で練習しないとファイナルのメンバーには入れない。panoramaファイナルは3月5日(2011年)。約1ヶ月でその曲が弾けるようになるかどうかがカギを握る。

フライトチケットの予約

日程が決まったらすぐに飛行機を予約した方が良いです。世界中からトリニダードに人が集まります。良いチケットはすぐに売り切れますので絶対に早い方が良い。トランジットの時間が長い・料金が高いなど、無駄が多いフライトはストレスでしか無いです。

宿の種類を決める

ホテル・ゲストハウス・アパートなどから選ぶ。僕らの場合は予算と安全性などを考えてゲストハウスを選択。 40日間の滞在で10万円ぐらい。

パスポートの発給とvisaの申請

これは外国に滞在するときは必須。visaの申請は森本さんにすべてお願いしました。 (visaの申請には預金の残高証明の英訳が必要。銀行で出来るが時間が掛かるので注意が必要。)

estaの申請

これはアメリカをトランジット地に選んだときに必要。アメリカに90日以内で滞在するのに必要との事。今回、これを忘れていた為出発の成田空港でひどい目にあった。

パンヤードツアーの参加の有無

森本さんが独自に行っているプログラムで主なパンバンドの練習を見学させてもらえるツアー。 今回はデスペラードス・レネゲイヅ・オールスターズ・フェイズツー・シルバースターズを周ってもらった。 どのバンドに行くか決めていないなら是非オススメ。

国際運転免許の取得

車移動が基本のトリニダード、街中で徒歩の人はほとんどいない。また夜は危険なので絶対に出歩いてはいけない。もし遠くにパンヤードがあるバンドに入るなら車移動がベスト。どこのバンドもだいたい深夜0:00頃まで練習が続く為。国際免許は日本の警察署か普通免許の取得所で取得できる。値段は2500円~3000円。

トリニダードへの持ち物

もし楽器を買って帰りたいならあまり荷物を持っていかないほうが良い。 僕は洋服は使い古したものを持っていき、現地で捨てて来てしまった。

  • マレット -自分が希望する楽器のマレット(撥)を持っていった方が良い。
  • パソコン -インターネットは調べ物をするのに便利。
  • iphone -なるを先輩が持っていてとても便利そうでした。
トリニダード・トバゴへ

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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