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トリニダード・トバゴ武者修行日記2013〜10日目〜

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2月3日
さて、今日はテストがあるのか、聞き間違いだったのか分からないがとにかく譜面は覚えるしかない。
ということで朝から譜面とにらめっこ。
音源を聞きながら、楽器を思い出しながらとにかくイメージトレーニング。
トリニのパンマンで譜面が読める人は少ない。
そのかわりにみんな時間を掛けて「教わって」覚えていく。
今回、時間が無い僕はそれが出来ないので譜面という「裏技」を使って覚えるしかない。
なんとか4枚目に突入するぐらいまで来たところで、今回の「裏技」について考える。
結論から言って「譜面で覚えるのは良くない」ということだ
譜面で覚えるということは「教わる」のではなく「自分で覚える」ということになる。

やっぱりトリニダードに来たら「トリニ流」で覚えた方が良い。
なんというか、グルーヴ感が違う。
人から教わり、教わった人と同じように演奏し、繰り返し練習するとあのグルーヴ感が生まれる。
という事に気付いたのだ。
「譜面で覚えるのは良くない」
日本ではどうしても譜面で曲を覚えることが多いが、なんとかトリニのグルーヴ感を生みだしたいものだ。
それにはどうしたら良いか。今回の旅のテーマになりそうだ。

さてさて、しかし辛い事ばかりではなく、今日はヤード近くで「fete」があるらしい。
Feteとは日本風に言うとフェスとかダンスパーティ(?)とかにあたると思う。クラブに近いか。
DJがいたり、バンド演奏があったり、前回トリニに来たときはfeteには全く興味が無かったが今回は興味津津。
テストで凹んでも練習後のfeteで楽しむことにしよう。

ということで今日もヤードへ。
今日ももちろんロティを食べて練習開始。昨日覚えた部分が少し抜けてる。
マズイなぁ。今日のテストは多分ダメだな。やばいな。パノラマに出れるかな・・。
いろいろと考えてたら全体練習開始。
って全然人が揃ってない。
こんなので本当にテストなんてあるのかな・・・。
・・・・結局テストは無かった。いつも通り全体練習は終了。
つまり聞き間違いだったということか。
やっぱり英語を勉強する必要があるな・・。
英語が出来なくてもパンは演奏できるけど、
「不便すぎる。」
まぁ、とりあえず良かった。危機は乗り切った。

目次

サウスのfeteに初めて行ったけど、超面白い!

torinidadtobago2013-steelpan-113

そして、楽しみだったfeteへ!!
トリニダードに来る場合、「スティールパンを演奏する」か「feteとライブに参加するか」を選ばなければいけない。
というのは活動の時間帯が一緒なのだ。
今回は奇跡的にどちらも体験できる。とても嬉しい。
車を10分ぐらい走らせ、ついた会場は山の上だった。そこに出店やステージが組まれていてパーティがすでに始まっていた。

ブランデーを飲み、ソカで踊り、とても楽しかった。
この「踊る」感覚を味わいたかった。このグルーヴ感を体に入れたい。
25:00頃になってそろそろ帰ろうということに。
練習の後だったしみんな疲れていた。僕も疲れていた。
楽しかった!勉強になった!テストはなかった!
今日の感想。それでは寝る。

torinidadtobago2013-steelpan-113

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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