2月9日
いよいよパノラマファイナル当日。
どきどきわくわくが止まらない。
夕方頃にヤードに集合したらエンジンルームラックに「SKIFFLE」の真新しい看板が取り付けられていた。
スキッフルにとっても久しぶりのファイナルだからどことなく「浮足立っている」空気感。
衣装が配られたり、本番用にメイクをしていたり、パノラマが始まるという雰囲気。
スキッフルは「絶対に1位をとってやる!!」というより「ファイナルに参加すること自体が楽しみ」という感じ。
みんなリラックスして楽しんでいる。
パノラマファイナルはミディアムバンドのカテゴリから始まって、その後にラージバンドのカテゴリが始まる。
ラージが始まる頃にはもう夜になっていて、会場のテンションもドンドン上がっていく。
スキッフルのラックを会場へ移動させようとしたらさっき取り付けたばかりの看板が大きすぎて電線にひっかかったり、
衣装が人数分揃わなかったり、色々な事故があったけどそんな細かいことは気にしない!
目の前のパノラマを存分に楽しまなきゃ損。
いよいよパノラマファイナル
ファイナルのステージに向かう順番待ち時間はどきどきとわくわくが混ざった気持ち。
ファイナルの舞台に立つ時はきれいな照明とアナウンスの声でその気持ちが最高潮に。
曲が始まる。音を鳴らす。ひたすら鳴らす。ほとんど意識はない。
だけど大丈夫、「もうすでに体が覚えている。」
本能で鳴らしている感じ。気が付いたら曲が終わっていた。
次に意識が戻ったのはステージ上から楽器を運び終わった時。
本当にありがとう。スキッフルに参加させてくれてありがとう。
外人を快く入れてくれて本当にありがとう。
感謝の気持ちがこみ上げてくる。
演奏が終わった後、メンバーみんなが良い笑顔だった。
パノラマは本当に魔法じみている。
大人がこんなに感動できるものが他にあるだろうか。
参加した者にしか分からない感覚。
今度はいつ、また来れるかな・・・・。
一通り片づけも終わり、残りのバンドの演奏を見る。
どのバンドも本当にかっこいい。パノラマは最高だ。
2013年、スキッフルの順位は5位。
去年はファイナルに出場できなかったのに、まさかの大健闘。
そして、1位はフェイズツー。
オールスターズも惜しかったけど、2位。
でも、そんなこと今はどうでもいい。
パノラマファイナルの余韻で胸が一杯。
本当にありがとう。パノラマに参加できてとても幸せだ。