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ついに!スティールパン界で重要なチューナーの一人:ブッチさんにお会いできました。

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スティールパン(ベースパン)チューナーを追い求める旅はこれでラスト。

ネストールさんと森本さんが頑張ってくれたおかげで、ついにブッチさんとアポを取り、工房に辿り着くことができました。

辿り着くまでが本当に大変でした。

この件について、別記事で紹介しますね・・・。
トリニダードに限らず「なかなか会えない人」っているじゃないですか。
工房の場所もよく分からないし、The Pan Page – steel pan makers and tuners in various countriesこのページにざっくりと場所が書かれていますが住所は書いてありません。
何よりもアポを取らなきゃ工房にいないかもしれません。
情報がない中で工房の場所を探し出してくれて、ブッチさんとアポを取ってくれた森本さんに本当に感謝ですm(_ _)m

ブッチさんとの写真
ブッチさんと
目次

ブッチさんのベースは「耳の鼓膜を触る」音がした

トリニダードの南エリア「サンフェルナンド」から少し北に上がったところに工房がありました。
ついにブッチさんとお会いすることができました。
僕はこの日の為に日本からやってきたんですよ・・・。

ブッチさんの工房にはいくつかのスティールパンがあり、ベースも2セットほど置いてありました。
ちょっと試奏させてもらいましたがビックリしました。

  • 鼓膜が震えるのが分かった
  • 音程がズドーンと飛ぶ感じ
  • (比較しないと分からないけど、体感的に)音が大きい
  • 思ったより優しい音

やっぱり他のベースの音とは違う。
特に思ったのは音量と音程かな。格段に良い。この二つがコントロールできる6ベースはあんまり無いんですよ。日本にはね。(ちゃんとコントロールできるのはエクスダスの6ベースぐらいかな。)
サスティーンに関しては割と長めでした。

音量が大きいというのは「大きな音量も出せる」という意味です。
出せる音量の幅が広い。
どんな楽器でも言えることだと思いますが、完成度の低い楽器は大きい音を出すと音が割れちゃうんですよ。
シンバルとかが分かりやすいかな。安いシンバルはちょっと大きな音を出すだけで音が割れます。

文字で表すのは難しいですが、音楽的じゃない音。不快な音。

良い楽器ほど小さいな音も大きな音も綺麗に出る。
つまり奏者の思った通りに音が出てくれるんです。

やっと出会えたブッチさんと楽器の完成度の高さに感動。

しかし、それだけではなく、

日本で解決できなかった6ベースの悩みを相談できる人に出会えた事こと。ベースパンを作るスペシャリストに出会えたことが堪らなく嬉しかった。

そしてブッチさんのベースを購入した。

その場で「ブッチさんの6ベースを購入したい」ということを伝え、僕が使っているベースの音の配列のメモ。もちろんサスティーンは短めにという注文し、楽器の梱包や運搬などは森本さんが全て引き受けてくれるということで話がまとまりました。

楽器が完成して日本に届くまでにはまだまだ時間が掛かるでしょう。届いたらレビューしますね。

ブッチさんの楽器を演奏するのに相応しいベースパンプレイヤーにならないと!これからも精進していきます!

ブッチさんとの写真

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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