エンジンルーム
これも日本のスティールバンドに足りないエッセンスですよねぇ。
スティールバンド(スティールパンのバンド)にはエンジンルームが必要不可欠!
僕は日本にスティールバンドサウンドを鳴らしたいので、トリニダードで一通り買ってきましたよ。
エンジンルームというのは、スティールバンドのリズム部隊のこと。普通のバンドなら「ドラム」のポジション。スティールバンドでは、より多くの打楽器を使います。
エンジンルームの中でも、
- コンガ
- ジャムブロック
- カウベル
- ボンゴ
- ティンバレス
あたりは日本でも買えます。
問題となるのがアイアンとスクラッチャー。この2つが日本では手に入りにくい・・・。
というわけで情報をアップ。トリニダードに行けばアイアンとスクラッチャーが買えます。
有名な2店を紹介。どちらのお店もポートオブスペインの中心街から近い
ポートオブスペインの中心街=ダウンタウン=から歩いて行けます。
お土産屋さんも多いので、買い物ついでに一緒に回れると思います。
サイモン
街の楽器屋さんという感じ。オフィシャルサイトはこちら
ここにはスクラッチャーが売っています。大小2種類。
大小で迷ったらスーツケースの大きさを考えて購入して下さい。
小さいスーツケースだと大きいスクラッチャーは入らないかも。
地図はこちら(ピンは駐車場をさしていますが、だいたいこの辺だったはずです。)
セレクションハウス
セレクションハウス アイアンの大きさ
ここにはPANLAND製のアイアンが売っています。
大中小の3種類。
迷ったら中サイズがおすすめ。
これでエンジンルームの楽器が揃います。
アイアン・スクラッチャーが揃えば、残りの楽器は日本の楽器屋さんでも購入できます。(多分アマゾンにも売ってるレベル。)
日本にスティールバンドを鳴らすプロジェクトがまた一歩進みました。
2017年現在、日本にはたくさんのスティールバンドがあります。
しかし、ちゃんとしたエンジンルームが鳴るバンドはほとんど無いのが現状。
どこのバンドも「エンジンルームをやりたいという人がいなくて・・・」と口を揃えて言っています。
しかし!
これは僕の想像ですが、「エンジンルームの楽器を演奏してみたい」という人も日本にいると思うんですよ。
サンバ楽器やカホン・コンガ・ジャンベ、最近だとタブラなどのパーカッションがこれだけ日本で定着しているのに、トリニダードのエンジンルームが定着しないわけがない。
現在、日本にエンジンルームがないのは、プレイヤーがいないのが原因なのではなくて、「そもそもエンジンルームの楽器がない」というのが根本的な原因です。
楽器さえあればプレイヤーは必ず現れるはず。
僕は諦めませんよ。エンジンルームの楽器を演奏したい人を発掘していきたいと思います。