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研究室、一年の集大成。自分にとっても一年の集大成「音楽を聴きに来ませんか」開催

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昨日のブログで取り上げた通り「音楽を聴きに来ませんか」を開催しました。
例年通りとても大変で、予想外のトラブルも発生しましたがなんとか無事に終了しました。
この演奏会はとても大掛かりで、毎回自分の限界ギリギリまで知恵と力を振り絞ります。
その度に自分の限界値が少しずつアップしているのかもしれません。
今回も大変でしたがとても良い経験になりました。

目次

持っている知恵と力をフル活用

音楽感受研究室の研究員は全員音大出身の音楽家。
しかし、それぞれの研究員が演奏以外の力を発揮して演奏会に特色をつけていきます。

僕の場合は学会発表で覚えたパワーポイントを使ったパフォーマンス。
以前から「演奏+パワーポイント」という編成で曲を演奏してきましたが、今回はその編成で新曲をやりました。
本番を終えて色々と課題も見えてきましたが、まずは成功と言って良いと思います。

音楽が聞き取りにくい方も対象にしていますので、普通の「音楽会」ではダメ。
色々な方法を使って、少しでも音楽に対して興味をもってもらいたいのでこちらも必死に考えます。
個人的にはパワーポイントを取り入れるのは一つの良い形かと思っています。
音楽+映像にすることで目と耳で情報をキャッチできるからです。

もちろん、これは音楽会ですので最終的には音楽を楽しんでもらいたいと思っていますが、
キッカケとして使える方法かなと思っています。
(しかし、これを多用しすぎると映像がないと楽しめなくなる、ということも考えられますので限度があると思います。)

そして、これは普通の音楽会でもよくあることなんですが、
「今、どの楽器が演奏しているか分からない」
そう、健聴者もオーケストラみたいな大編成になると「今、聴きどころはどの楽器なの?」と分からないことがあります。音楽が複雑になればなるほど分からない人を置き去りにしてしまうことがあります。
ですので、この演奏会は「ライブカメラ」を用意し、音楽を熟知している音楽家にカメラを担当してもらっています。

音楽を聴きに来ませんか-ライブスクリーン
ライブスクリーン

こうやって、色々なアイディアをどんどん形にしていくと、自分の限界値が上がります。
本番まではとても忙しくて、辛くて、投げ出したい時もありますが、終わったあとの達成感が最高です。
僕達も真剣、聞き手も真剣に聞いてくれています。素晴らしい空間を作ることができたと思います。
そして、こういう演奏会は続けなければ意味がない。
今回が8回目。長く続くといいなと思っています。

大学機関 音楽感受研究室の研究員

研究員の活動は音楽感受研究所の研究員として活動【2015年3月終了】にまとめています。

音楽を聴きに来ませんか-ライブスクリーン

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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