毎年3月に開催してきた「音楽を聴きに来ませんか」今年は第8回目です。
この演奏会は大忙し。それも明日で終わると思うとちょっと寂しいです。
この演奏会は『聴覚のバリアフリーを目指す演奏会』です。
「聴覚障害者と健聴者」が同時に楽しめるよう、色々なことを考えてステージを作り上げてきました。
音楽、医療、心理学、音楽療法あたりをクロスオーバーした内容なので研究員が少ない!
いつも人手不足で大変な思いをしています。。(僕も分からないことだらけ・・・。)
この演奏会を開催し、それを毎年続けることは非常に重要なこと。
少しでも知ってほしいことがあります。「聴覚障害」そして「人工内耳」という医療機器のこと。
僕が所属している研究室は音楽感受研究室。
人の「聴こえ」について研究している機関です。
現在は、「人工内耳」という医療機器とそれをとりまく「音楽事情」について研究を進めています。
2013年にブログに取り上げた学会に関する記事もその研究がきっかけです。
(残念ながらJMTA2013では発表していませんが、他の発表を聞いて自分達の研究の糧になりました。)
目次
音楽を聴きに来ませんかシリーズ
- 人工内耳を装用の方
- そうでない方
どちらも「同時に楽しめる音楽」に挑戦する演奏会。
勘違いしてほしくないのは「音楽を単純化しただけではない」ということ。
東京シティフィルのメンバーや現役で活躍中の歌手など一流の音楽家を招いての開催ですので聴き応えバッチリだと思います。
- 3月22日、15:00開演
- 洗足学園音楽大学2400教室(講堂)
お時間が合う方は是非いらしてください。
入場無料、事前の予約は不要です。
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