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僕の知らないスティールパンに出会いに行く旅。トリニダードとアメリカ=ピッツバーグへ行って来ます。

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2017年3月13日の早朝に関空を出発し、3月15日にトリニダードに到着しました。

本当は3月14日にトリニダード着の予定でしたが、トランジット地:ニューヨークが猛吹雪で欠航になり、一日遅れで到着しました。

今、トリニダードからブログを書いています。
今回の旅は「楽器に出会いに行く旅」
まだまだ知らないことが多すぎるスティールパンのことを勉強しに行く旅です。
ぶらりひとり旅でトリニダードとアメリカ:ピッツバーグに行ってきます。

目次

トリニダードには様々なチューナーがいて、それぞれ音色が違う

チューナーというのは、ざっくり説明するとスティールパンの作り手のこと。職人さんです。
スティールパンという楽器は、作り手によって全然違う音がするんですよね。まさに職人技。
トリニダードにはチューナーがたくさんいます。それだけ、違う音のスティールパンが存在するわけです。

  • テナーパンは○○が作ったものを使って、ベースは○○が作ったベースを使う
  • ○○が作ったスティールパンだけで全て揃える

などなど、バンドによって工夫していて、そういうところでバンドごとの違い・特色を出して行くんです。
そこで僕は
「そういえば、バンドごとの6ベースの音色の違いをちゃんと把握していない」
と思いまして。
今回の旅の目的は「僕の知らないスティールパンに出会いに行く旅」となったわけです。
主に6ベースを見てきますが、テナーパンも見れたら良いですね。とにかく今回は楽器を見る旅。
演奏目的ではありません。

自分が使っている6BASSが限界

僕が使っている6BASSが限界にきているんですよ。
もう少しで壊れてしまうかもしれません。

色々な方の協力のもと、完成した6BASSですが、ベースに亀裂が入ってしまって、使えなくなってしまいました。
現在は新しい6BASSと古い6BASSを混ぜて使っている状態。
音は鳴りますが、いつまでもこの状態は嫌です。

↑の6ベース、一つだけ色が違います・・。

なので次のベースを探さないといけない。
そこで、「じゃあ、僕はどんな6BASSが欲しい?」と自問自答したけど、「あれ、、そういえばどんなベースが欲しいんだろう。そもそも、チューナーによってどれだけ違うの?」
と疑問が湧きまして。トリニダードまで試奏にきました。

エンジンルームの楽器も見たい

これも大きな目的の一つです。
先日のピフレコンサートにアイアンで参加して再確認。「スティールバンドにはエンジンルームが必要不可欠!」

エンジンルーム

スティールパンのバンドの打楽器セクション。まさにバンドのエンジン。

アイアン

エンジンルームは様々な打楽器で成り立っていて、アイアンはその一つ。金属の塊で、元々は車のブレーキなどを使っていた。

日本のスティールバンドにはエンジンルームが無いところが多い。それはエンジンルームの楽器を演奏できる人が少ないのが原因なんだけど、そもそもエンジンルームの楽器がないのが根本的な原因。

それなら、まずは楽器を買って使っていくしかないと思って。
今回の旅で揃えられたら良いな。

日本にスティールバンドの音を鳴らす

僕のプロフィールページにも書いていますし、何度も何度も言ってきました。僕は日本にスティールバンドの音を鳴らしたいんです。

今回の旅は6BASSとエンジンルーム。
どちらも日本のスティールパンシーンに必要なものを見てきます。

[2代目]6BASS

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この記事を書いた人

スティールパン奏者・ブロガー。
洗足学園音楽大学打楽器科卒業。
アスタ新長田スティールパンスクール講師。

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